家族の写真が6月24日琉球新報朝刊1面に掲載されました。

戦争忘れず、み霊に誓い 「6・23」各地で慰霊祭

遺族や親子連れらが世代を超えて平和への誓いを新たにした「慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式=23日午後1時すぎ、糸満市摩文仁

 20万余の尊い命を奪い去った沖縄戦終結から62年の「慰霊の日」の23日、県内各地で沖縄戦犠牲者の冥福を祈る慰霊祭が行われ、参列者は戦争体験の継承と平和を築く決意を新たにした。2008年度から使用される高校教科書の検定で文部科学省が「集団自決」(強制集団死)への日本軍の関与を修正・削除するなど、沖縄戦の史実をゆがめる動きに対する批判や不満の声が多く聞かれた。戦争体験者が減り、遺族の高齢化が進む中、各地で戦争体験の継承が強く叫ばれた。
炎天下にもかかわらず、糸満市摩文仁の「平和の礎」や各地の慰霊祭には、多くの遺族や関係者らが足を運んだ。子や孫と連れだって訪れた遺族や、犠牲者と直接面識がない若い世代の親族の姿も見られ、世代交代がじわじわと進む様子がうかがえた。
各地の慰霊祭では「戦争を知らない世代への戦争体験の継承」が強調された。ひめゆりの塔では「犠牲者の死を無駄にしないためにも、戦争のむごたらしさを若い人たちに伝えていこう」との決意を新たにしていた。
糸満市摩文仁で行われた沖縄全戦没者追悼式の参列者数は、ほぼ前年並みの4476人だった。平和の礎には今年新たに235人が刻銘され、総数は計24万609人になった。