平成17年5月11日(水曜日)
議 題
1 次世代育成支援(少子化)対策及び高齢者対策並びにこれらに関連する諸 問題の調査及び対策の樹立(高齢者虐待の現状と対策について) 2 視察調査日程について
会議の概要
○ただいまから、少子・高齢対策特別委員会を開会いたします。 本委員会の付議事件、次世代育成支援(少子化)対策及び高齢者対策並びにこれらに関連する諸問題の調査及び対策の樹立に係る高齢者虐待の現状と対策についてを議題といたします。 本日の説明員として福祉保健部長の出席を求めております。
略 ○福祉保健部長の説明は終わりました。 これより高齢者虐待の現状と対策について質疑を行います。 なお、質疑・答弁に当たっては、挙手により委員長の許可を得てから行い、重複することがないように簡潔にお願いいたいします。 質疑はありませんか。
赤嶺昇委員。
○赤嶺昇委員 まず沖縄と全国の事例を比較した場合の、沖縄の特徴をお聞かせください。虐待の実態がどう違うのか。
○喜友名朝春福祉保健部長 平成15年度及び平成16年度に市町村が相談を受けた虐待の種類で申し上げたいのですが、市町村に持ち込まれた虐待に関する相談の種類で、身体的虐待が27件で42.2%、世話の放棄・放任が26件で40.6%、情緒的・心理的虐待が22件で34.4%、経済的虐待が18件で28.1%、性的虐待が0件。今申し上げたのは平成15年4月から平成16年3月の1年間でございますが、次に平成16年4月から平成17年2月も傾向として多いのは身体的虐待、それから世話の放棄・放任、それから情緒的・心理的虐待、経済的虐待というようなことで、身体的虐待が多いというようなものも含めて、全国的な傾向として本県も同様の傾向にあると言えると思います。
○赤嶺昇委員 先ほど定義と分類の説明があったのですが、定義はまだ法的に認められていないということなのですけれども、もしその分類で分けていった場合に、沖縄県の実態と全国の実態は数字的に言うとほぼ一緒ということでとらえていいんですか。例えば、経済的な虐待という部分では、沖縄と全国ではどうなのかとか、ほぼ同じような形になっているととらえていいのかをお聞かせください。
○有銘政勇福祉企画統括監 この沖縄県在宅高齢者の虐待防止をめざして(指針)の66ページの方に、沖縄県の調査ということで載せているのですが、全国的な調査についてはほぼ大体同じではないかなということで考えておいてください。全国的な調査についての比較は具体的にはやってないものですから、傾向としてははっきり申し上げられませんので。これから調べて全国との比較をしてみたいと思います。
○赤嶺昇委員 沖縄の特徴をとらえておかないといけないと思うのです。児童虐待もそうなのですけれども、どうしても特徴が出てまいりますので、もし全国のそういった特徴が出てくるならば、それも比較対象として参考にいただきたいと思っております。 それから、先進地に視察もしていろいろ勉強されたということなんですけれども、先進地では主にどのような取組みをされてきたのか、何が違うのかを説明していただきたいと思います。
○喜友名朝春福祉保健部長 先進地の調査の状況については、いま手元に資料を持っていないので、これから取り寄せて、後ほど報告させていただきます。
○赤嶺昇委員 本委員会も視察をする予定になっていますので、皆さんが既にそういった指針もまとめていますので、その参考として出していただきたいと思います。 そうしますと、いま各市町村での窓口、例えば虐待の要望とか早期発見の体制は整ったと解釈していいのか。高齢者虐待についての対応については、市町村窓口でもその対応はできているのかということをお聞かせください。
○喜友名朝春福祉保健部長 今回策定した沖縄県在宅高齢者の虐待防止をめざして(指針)の中でも市町村が中心的な役割を担っていただくというようなことを示してあります。そういうようなことで、これまで市町村に対して、あるいは市町村へ委託をしている在宅介護支援センターに対しても研修を通じて、市町村の老人を担当している担当課であるとか、あるいは市の福祉事務所、そういうようなところが窓口になるということを市町村にも助言をしていっているという状況がございますので、十分かどうかはこれから連携を深めながら進めさせていただきたいと思っております。
○赤嶺昇委員 県が理想とする部分と市町村が実際にその窓口になり得るのか、市町村の格差が出てくる可能性がありますので、そこは大きな課題だと思っておりますので、そこはしっかり周知していただきたいなと思っております。 ちなみに、こういった高齢者虐待で人命にかかわるような、そういった部分にまで至ったというケースは県内にあるのかどうかをお聞かせください。
○喜友名朝春福祉保健部長 平成15年10月に那覇市において、新聞にも記事になりましたけれど、介護の結果、ストレスが要因ということで死亡に至る事件がございました。